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4時間足トレード手法(日足、時間足を重視するトレード手法) FX初心者向け

 

まずは4時間足トレード手法から学ぶのがオススメ!

 

以前、FXトレードは難しいという話をしました。

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ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析があり、それぞれの分析においてトレーダーそれぞれの見方があり、多くのインジケーターやその設定法があり、重視する時間足もそれぞれで、スイング、デイトレ、スキャルといった取引スタイルもそれぞれで、こういったことがしばしば個人の性格や気性といったものに関わるため、トレーダーが100人いれば100人それぞれの考え方、手法があります。

 

ある人が上手くいっている取引法が、どういうわけか他の人には全然駄目ということが多いです。

そのため勝てるトレード方法を他人に教えるというのはとても難しいし、そのように言うトレーダーは多いです。

 

そもそも勝ち組トレーダーは、他の情報を参考にしつつも主体的に独力で自分自身にぴったりの取引法を学んだと言えます。そうでないと生き残れないし。

そのため、トレードを学びたいという人はそのような気概を持って努力し続けなければなりません。

しかし、必死に探し求め、さまよったりしてもスタート地点にすら立てずに挫折する人も多いです。

 

私はまずは、とっかかりとして、4時間足トレード手法から研究することをおすすめします。これを足場として、資金管理、チャート分析、スイングやデイトレといった取引スタイル、、などなどを自分なりに深めていくことをおすすめします。

 

4時間足トレード手法とは?

 

4時間足トレード手法というのは、正確には日足、時間足を重視する取引手法といえます。大きな雰囲気を見るために週足も確認するし、エントリーの時には分足も見ることもあります。

分足の確認は絶対に必要というわけでもないので、時間的にも余裕のある取引ができるというのも、メリットの一つです。

 

4時間足を重視するのは、ダマシが少ないからです。

日足は市場参加者が最もよく見る時間足の一つだと思います。そのため日足で確認できるレジスタンスやサポートライン等は多くの参加者が注目していて、信頼性があると言えます。

大局を失わずに日足をさらに詳しく見ることができるのが4時間足です。4時間足を下回る時間足の場合には、ノイズのような余計なボラティリティが目立つようになります。

 

具体的な4時間足トレード手法は?

 

まずは日足(必要なら週足も)、4時間足を見て、方向性、レジスタンスやサポートなど重視すべき価格帯、大雑把な雰囲気などを把握します。チャート・テクニカル分析だけで取引する人もいますが、ファンダメンタルズも気にするタイプなら、ファンダや市場心理も考慮します。

そして取引すべきかどうかを考えます。私の場合は、市場に動きがなかったり、値動きがグチャグチャしててよくわからない場合は、手を出しません。こういった時にスキャルなどで取引するという選択もありますが、私は初心者にはすすめません。

「待つも相場」です。

 

取引できると考えたら、エントリーを考えます。エントリーに関しても、インジケーターを参考にする方法などもあり様々なのですが、ここでは初心者に2つのエントリー方法を提案します。

あれこれゴチャゴチャ考えるのではなく、まずはこの2つを研究して、そのあとに他のいろんな方法を研究してみるのをすすめます。

 

2つのエントリー方法(ブレイクアウト 押し戻り)

 

レジスタンス、サポートラインのブレイクアウトでエントリーする方法です。ブレイクアウト手法と言われたりします。高値や安値の更新でエントリーといった方法もこれに含めることができると思います。トレンドフォローそのまんまの手法です。

特に、市場心理に熱気があってモメンタムが強い場合には、これだけで勝てることがあります。

 

押し戻り(リターンムーブ、プルバック)を待ってエントリーする方法です。とても重視すべきエントリー方法であり、しっかりと学ぶ必要があります。勝ち組トレーダーの多くが重視する方法で、押し戻りがなければ、ほとんどエントリーしない、とするトレーダーもいます。

押し戻りでしっかりと抵抗、反発、支持された価格帯を目安にストップロスも考えやすいので、損益管理といった観点からも優れた方法です。

 

実際のチャートで説明 

 

ドル/円

 

最近のドル/円のチャートです。

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ドル/円 日足 4時間足

10月末に米利下げ。11月の米雇用統計は良い結果でした。米中問題でリスクオンオフ、上昇下落といった感じでした。

 

チャート・テクニカル分析では、108.00付近にレジスタンスが考えられます。他にチャネルラインも注目していたトレーダーも多かったと思います。

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ドル/円 日足 4時間足 

108.00はキリのいい数字で、実需やオプション絡みのオーダー等も置かれやすく、この価格付近は明らかに注目されていたはずです。

チャネルラインについては、まず日足の目立つ高値をラインで結び(①緑ライン)、平行なラインで目立つ安値に当てて引く(②緑ライン)感じです。

 

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チャネルラインに関しては、どれだけ重視するかについて、トレーダーの中でも意見がわかれている印象があります

上のチャートでははっきりしたチャネルラインが引けてますが、たまたまこういったチャネルラインが引けてるだけ、とか、結果として後出しでチャネルラインを当てはめて、「ほら、チャネルラインが引ける」とか言ってるだけ、と言うトレーダーもいます。

そういったトレーダーは、チャネルラインを用いたトレード法を実戦的でない、と考えることが多いように思えます。

 

私自身は、チャネルラインは気にするけれども、サポート、レジスタンスラインほどにはキッチリ重視しないという考え方です。気休め程度にチャネルラインのことを私は考えています。

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とにかく、トレーダーの中にはチャネルラインに注目し、チャネルラインの②緑ラインでエントリーを考えていた人はそれなりにいたと思います。

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ドル/円 4時間足

青丸枠の108.20付近で反発したのを見て、108.00~108.20付近(オレンジのサポートライン)の堅さが印象づけられます。

この時点で、108.20に引きつけてロングしたい、とする人が増えたとしても不思議ではありません。

 

青丸枠から一旦反発したあと落ちて、108.20付近で支えられ日足、時間足でも揉み合いが確認できます(赤丸枠)。

チャート・テクニカルだけを考えた場合には、ここはロングエントリーの鉄板でした。

実際に、この赤丸枠での揉み合いで、108.20付近にできるだけ引きつけてロングメイクしたチャート・テクニカル分析重視のトレーダーは結構いたんじゃないかと思います。

 

私は、この時はロングメイクできませんでした。この時は、米中問題のニュースのヘッドラインでリスクオン・オフ、上昇・下落とコロコロ移り変わり、不透明感があり全体的な雰囲気としてはどちらかというとリスクオフでした。

私は、不安でロングメイクができませんでした。

 

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※今回は、私は赤丸枠ではロングエントリーは恐くてできなかったし、私以外にも安心してロングメイクして保有し続けるということができなかった人は多いと思います。

一方で、ファンダメンタルズ分析は軽視or無視でチャート・テクニカル分析重視派のトレーダーの場合には安心してエントリーして保有し続けることができたのは結構いるんじゃないかな、と思います。

今回、上手く取引できたのは、チャート・テクニカル分析重視派に多いのではないのでしょうか。

 

しばしば、こういったことがあるので「ファンダメンタルズ分析なんて必要なし!ファンダメンタルズは全て値動き、チャートに織り込まれている。チャート・テクニカル分析だけで充分!」と主張する人も多いし、実際に長年に渡ってファンダメンタルズ分析ほぼ無視、チャート・テクニカル分析重視で勝ち続けているトレーダーはスイング・トレーダーの中にもいます。

 

まぁ判断は悩ましいところですが、、、。

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その後、赤丸枠レンジを上抜け109.20付近まで上昇しました。

 

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FX会社の配信ニュースでは、米中交渉ポジティブ報道が材料とされていたようです。私はもちろんドル/円をロング目線に切り替え、押しを待っていました。

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ドル/円 4時間足 2時間足 15分足

この時に、赤丸枠のレンジ上限のブレイクですぐにエントリーするのが、ブレイクアウトのエントリー方法です。この場合はレンジ上限以下にストップロスを置きます。

明確な材料で勢いよく上昇する時は、これだけで勝てたりします。

 

私は、109付近まで上昇してた時は、上昇の材料としては明確なものではないと考え、ドル/円は上値では実需、オプションなどで抑えられやすいこともあり、まずは下値の堅さを確認したいと思っていました。

赤丸枠のレンジ上限の108.70~80付近(黄色丸枠)までの押しがあればなぁ、と思ってました。

 

結局は、あまり落ちてこず、108.90付近の堅さを確認後に108.95付近でエントリーしました。

ストップロスは一部は直近の安値割れ、一部は108.80割れに置きました。

利食いに関しては、強い材料がない上昇で、上値は抑えられやすいと考えていたので、109.50に届く前、109.30~40で利食いました。

 

ただ、今回のこの取引に関してはあまり良いトレードであるとは言えないと思ってます。

強い材料が無い中の上昇で上値は抑えられやすく、そうなるとリスクリワードが悪くなりがちです。

エントリーを見送ろうかな、とも考えました。

 

今回のドル/円上昇に関連する記事

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豪ドル/円

 

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豪ドル/米ドル 豪ドル/円 日足

 

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豪ドル/米ドル 豪ドル/円 4時間足

主に米中対立問題で不確実性、不透明感が高まり、そのせいであまり良い例がありません。

この豪ドル/円についても良い例ではありません。ただ参考までに。

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豪ドル/円 4時間足 1時間足

米中問題、豪経済の懸念があり、最近の豪ドルは下落してました。

普通ならショート目線なのですが、米中対立ニュースのヘッドラインで突発的に動くので、不透明感のせいで恐くて手を出せませんでした。

 

11月15日以降は豪ドル/ドルは下げづらくなり膠着感が生じました。どちらかというと、リスクオフ気味なのに下げづらいということで、さらに分からなくなっていました。

その後、豪ドル/円の青丸枠の動きを見て堅いのかな、と思いました。

そして25日に、どうやら米中交渉ポジティブ報道でドル/円が上昇し、豪ドル/円を試しにロングでもしてみようかなぁ、と思い青丸枠にできるだけ引きつけてロングしようかと思っていました。

26日に、豪RBA総裁が量的緩和に消極的な発言をして豪ドル上昇した後に、すぐ押しがあったのでロングしました。ストップロスは直近安値下に置きました。

 

米中問題やオーストラリアのファンダメンタルズを考えれば、やはり豪ドルは強くなりようがなく、しばらく様子見た後に逃げました(決済しました)。

 

これはやはり、良い取引ではなかったと思います。損失にはなりませんでしたが、リスクリワードが悪かったし、損切りになる可能性も高かったと思います。

 

ポンド/スイスフラン

 

ポンド/スイスも、ファンダメンタルズの不透明感やポンド/ドル、ユーロ/ポンド、ポンド/円の動きといった観点からは、良い例とは言えないのですが、ポンド/スイスのチャートだけのことを考えれば例としてあげやすいものです。

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ポンド/スイス 日足 4時間足 1時間足

 ポンド/スイスは日足で確認出来るレンジの後、少しづつ下値が堅くなり、切り上がっていきました。

チャート・テクニカル的には2つの青丸枠ともにロングエントリーを検討しても良いところです。実際にエントリーした人もいると思います。

青丸枠から上昇し、レンジをブレイクしました。私はこの時に、レンジ上限(黄色丸枠)付近の押しがあったらロングメイクしたいと思っていました。その後、押しでロングメイクしました。保有中です。

 

しかし、これも良い例とは言えません。私はロングを見送ろうかとも迷いました。

まず、週末夜遅くで、土日持ち越しになってしまいます。米中対立、欧州景気を巡る世界的な不確実性・不透明感もあります。

さらに英国の政治・経済、ブレグジットを巡る不確実性・不透明感も依然としてあります。

 

ポンド/ドル、ユーロ/ポンド、ポンド/円を見ても、ポンドが強くてポンド/スイスが上昇しているとは、必ずしも言えないと思います。

ポンド/スイスの上昇は、もっぱらスイスフランの弱さによるものだと思います。

最近のスイスフランの弱さに関しては、私自身はよく分かりません。

 

なので、ポンド/スイスのロングは保有してますが、様子見てすぐに逃げるかもしれません。

 

今回のこの記事では、主にファンダメンタルズを巡る不透明感から、とても良い例を取り上げることができなかったです。