機機投合

トレーダー目線の 株 為替(FX) 金融市場の動向・話題

FOMC、日銀通過。引き続き米中貿易交渉が大きな影響。ドル/円、豪ドル、株は?

30日からの市場の振り返り。

 

豪CPI結果を受けて、豪利下げ先送りかの思惑が生じました。

 

カナダは政策金利を据え置き。声明では不確実性や弱気見通しを表明。原油も下落している中、カナダドルは売られました

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米ドル/カナダドル 30分足(左) 日足(右)

 米欧の経済指標は、独10月失業者数が予想より悪かったですが、市場においては無難に通過。米GDPなどもありましたが、どちらかというと大まかには好結果と受け止められたようで、米金利が上昇した面も。

 

 FOMC(と日銀)通過

 

大注目のFOMC、政策金利・声明発表、パウエル議長会見がありました。予想通り利下げ。タカ派なのかハト派なのかは意見が分かれている模様。

大まかには「米経済は好調、緩やかな拡大、米中貿易交渉もブレグジットも少しずつ進展、利下げは一旦休止だけどファンダメンタルズ、米中貿易問題など注視し含みを持たせる」といったようなもので、バランスがとれていて市場との対話を試みたような内容であると個人的には受け止めています。

 

米金利の反応です。

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米金利 15分足(左) 日足(右)。日足の青線は米2年債金利、下段は米10年債金利と米2年債金利の差(10年-2年)

パウエル議長会見を経て金利低下になっています。

また18時頃に米中貿易交渉に関してネガティブな報道が伝わり、リスクオフで金利低下、ドル/円も下落しました。

 

FX市場においては、もちろんドル売りです。

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左からドル/円、ユーロ/ドル、豪ドル/米ドルの15分足。

豪ドルに関しては、豪CPIの結果を受けて利下げ先延ばし観測が生じています。

 

金(ゴールド)も。日足においても底堅くなっているのではないでしょうか?

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金(ゴールド) 15分足(左) 日足(右)

米株。

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米S&P500 15分足

 

米金利低下、ドル売り、米株上昇という結果になりました。

 

個人的には、リスクオン、円安、日本株高のシナリオを抱いていて記事にもしましたが、間違っていたようです。外しました。

米金利低下、ドル/円下落という素直な結果になりました。

 

これからの見通し

 

米中貿易交渉が注目されています。貿易交渉の進展は米金利やドル/円のサポートになるでしょう。交渉に悲観が生じた場合は、その逆です。

貿易交渉が進展し、かつ米経済指標、米企業業績に底堅さが見えるならば、それは明らかに米金利、ドル円、日本株の支援材料と個人的には考えています。